東京校友会について

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会長挨拶

2017年 新年ご挨拶

新年ご挨拶 会長 児玉正之

 

東京校友会120年の歴史と力の全てを結集しよう!

 

新年あけましておめでとうございます。

 

今年は東京校友会が、更なる飛躍の礎を創る大きな節目の年です。原点に返り、校友の「輪」と「絆」が広がる活動と大学・学生への支援活動、並びに関東圏での同志社のプレゼンスを高める活動を皆様と共に進めて参ります。

 

はじめに、皆様の東京校友会活動へのご支援・ご協力に感謝申し上げます。昨年は地球の裏側からの連夜のメダルラッシュに寝不足を吹き飛ばす、感動や元気をもらいました。来たる2020年には東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。

 

53年前の、私が高校2年の時に東京五輪が、そして同志社大学卒業時には大阪万博が開幕され、この二つのイベントが、日本の国威発揚・高度成長の起爆剤なりました。今回は開催前から何かと騒がしい東京五輪、少子高齢化が進む日本に、企業に、国民に、とりわけ若い人に夢や希望を与えられる国になる事を期待します。

 

また、英国のEU離脱、米国のトランプ大統領の誕生など、各国でポピュリズムや極右勢力、保護主義が台頭する中、女性が輝き活躍する時代の象徴の一つである「女性大統領」が二人も弾劾訴追を受ける等々、世界中が何かおかしくなった様に思えてなりません。

 

「一国の良心」はどこに行ってしまったのか? と声を発したくなります。我々同志社人は「良心の碑」の碑文を心に秘め、平常時だけでなく、困難な状況でも大切にしたく思います。

 

東京ジャーナル100号突破記念号の編集過程で、東京支部が1897年(明治30年)に発足したことが明らかになり、急ぎ「120周年」記念事業プロジェクトチームを発足させ、節目の年に相応しい事業を考えて参りました。

 

これを受けて、恒例の「春の集い」を周年記念として企画しております。また同志社大学で修学している関東圏出身学生に対し、給付型奨学金スタートさせます。120周年にちなみ総額120万円を4名に(1名に30万円)給付致します。お陰様で皆様からの浄財が集まり、初年度分の120万円は充足致しました、厚く御礼申し上げます。

 

次に、「錦三・七五三太」公園の命名と銘板設置はご承知の通りですが、今回周年記念として、学士会館に懸案事項の「生誕之碑」周辺の改修をお願いしこの度、応分の負担の下、実施のはこびとなりました。今年の碑前祭から碑の前面植栽整備と献花台が設置されます、ぜひ改修後の碑をご覧下さい。

 

今年は新島先生174回目の誕生日が日曜日と重なりますので、地域の小中学生と保護者を対象に、後援の千代田区や区教育委員会から告知していただき講演会を実施致します。

 

一年を通じて、登録諸団体の整備・支援・強化などの活動を行い、校友の声が近くで聞ける校友会組織・体制の構築に取り組んでいきます。

 

また大学・校友会本部・関東甲信ブロック各支部との連携強化を通じて、校友間の交流の活発化を図り、若い校友が参加出来るイベントなど、「群れる」機会を増やす事に注力を致します。

 

校友の皆様の今年のご活躍・ご健勝を祈念申し上げます。