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著書のご紹介
【藤 えりかさん】『海を渡った「ナパーム弾の少女」』
書名 : 海を渡った「ナパーム弾の少女」 戦争と難民の世紀を乗り越えて
著者 : 藤 えりか
出版社 : 岩波書店(岩波ブックレット 1084)
発売日 : 2023年9月5日
価格 : 748円(税込)
『海を渡った「ナパーム弾の少女」』(Amazon)
【内容説明】
ベトナム戦争のさなか反戦運動の象徴となった被写体の少女は、その後をどのように生きたのか。
知られざる激動の生涯を描き出す。
「この写真は反戦の「旗」だ」。
ロシアのウクライナ侵攻で改めて注目された、「決定的瞬間」を切り取った写真がある。
1972年6月8日、ベトナム戦争のさなか、黒煙を背に必死で駆けてくる少女の写真は、
反戦運動の大きなうねりにつながった。それがゆえに送らざるを得なかった激動の生涯とは?
交流厚い記者が描き出す。
目次
第1章 「ナパーム弾の少女」はなぜ母国を逃れたか
第2章 自由への扉を開ける―カナダへの脱出
第3章 米国での思いがけない展開
著者
藤 えりか[トウエリカ]
1970年生まれ、京都府出身。朝日新聞記者。同志社大学法学部政治学科卒業。
1993年朝日新聞社に入社。水戸出局、東京や名古屋の経済部、国際報道部などを経て
デジタル企画報道部。
2011~14年にロサンゼルス支局長を務め、移民・難民やマイノリティ、ハリウッド事情、
テック業界や米国・ラテンアメリカの大統領選などを取材。
初の単著『なぜメリル・ストリープはトランプに噛みつき、オリバー・ストーンは期待するのか
ハリウッドからアメリカが見える』(幻冬舎新書)が話題をよんだ。
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)