春の集い
2015 春の集い
2015 同志社東京校友会 春の集い 総括レポート
600名を超える 記録的な春の集いに!
第17回となる今年の「春の集い」は昭和46年卒業生が主体となり実行委員会を組織、昭和56年・平成3年卒業生が後方でしっかりサポートする形で総勢56名の体制で企画運営がなされました。
前日の雨の予想を見事に覆し、薫風五月晴れの日曜日、昨年を大きく上回る600名を超える同志社校友のOB・OGの皆様方が集結し、まさに熱き同志社の情熱が集約された形になりました。
受付開始は正午。皆様方は、その前からロビーにお越しになり、1年ぶりの再会を喜びあい、話しが一気に盛りあがっておりました。また今年は開会前の1時間を使って、会場内ホワイエにて首都圏で働くビジネスパーソン対応の大名刺交換会の場を提供させていただきました。多くの方が、世代を超えて、熱心な名刺交換を行い有意義な時間を過ごしていました。
今年は、並行して募金活動の一環である「同志社クッキー」の販売と、特別講演会のゲストである作家有栖川有栖さんと中村うさぎさんのサイン会を兼ねた著作販売会、さらに同志社グッズの販売などを行い、開会前からロビーやホワイエは人であふれる状況となり、すでに雰囲気は最高潮に達していました。また、毎年恒例の34年会総会も同時開催されました。
午後1時。式典の幕開けは東京クローバークラブによるカレッジソング。続いて水谷誠理事長による開会祈祷、讃美歌312番「いつくしみ深き友なるイエスは」の斉唱で厳かな式典が始まりました。
いよいよ、開会宣言です。横山徹実行委員長が登壇。まずは今年も多くの校友の皆様方にご参加していただいて盛大に開催できることへの感謝の気持ちを伝えたあと、今年のテーマ「同志社オン マイ マインド~我が心の同志社」について、テーマ設定の意図を説明いたしました。
本学は今年140周年の節目の年であり、同志社で過ごし、多くの方と巡り合い、卒業後の人生を豊かなものしてくれた感謝の気持ちを忘れることなく、皆様方と思いを馳せる日にしませんかと、呼びかけました。
主催者代表として同志社東京校友会児玉正之会長から、過去二年続けて参加者が550名前後を達成した後の今年、高いハードルでありましたが、600名を超える校友にお集まりいただいて、開催できたことへの感謝の言葉がありました。
また、東京校友会として、新オフィスに移転して二年目に当たり、いよいよ活動しやすい環境ができつつある中、今年も「群れる」をテーマに様々な活動を計画しているが、特に秋には関東在住の皆様を中心に「第1回親睦ゴルフコンペ」を企画中なので期待してほしいということ、さらに千代田区にある新島先生生誕地のすぐそばに、町内会の皆様の熱烈なご協力で先生の幼名を冠した「錦三・七五三太公園」が誕生したこと、などの報告がありました。
引き続き来賓挨拶として同志社校友会木村副会長から17回となる今年の開催をお祝いされたのち、ご自身は現在、塾活動を通じて、地元で次世代の育成を推進していることなど、校友活動の一端をご紹介いただきました。
さらに村田晃嗣学長には、創立140周年を迎えた「同志社のいま」について、「国際化」と「グローバル化」の違いを説明され、現在の教育方針について熱く語っていただきました。
第一部の最後は、東京クローバークラブによる同志社大学歌で締めくくっていただきました。
第二部は、本学出身の作家有栖川有栖さんおよび中村うさぎさんによる特別講演や、第三部では同志社東京アンサンブルの皆さんによる室内楽演奏、さらに応援団OBによる演舞など、会場の盛り上げ策も多岐にわたり、まさにオール同志社による「春の集い」が実現しました。
最後に昨今、若手校友の誘致動員が課題でありましたが、いくつか、新しい観点で動員推進策を講じた結果、平成年度卒の皆さん102名の参加をいただきましたことを紹介し、報告にさせていただきます。
文責/春の集い実行委員会、写真/新田博伸