春の集い
2023 同志社東京 初夏の集い レポート
2023 同志社東京 初夏の集い レポート
日時:6月4日(日) 開場11:00 開会12:10 閉会16:00
会場:品川プリンスホテル プリンスホール(アネックスタワー5F)
リアル&リモートで、4年ぶりに開催!
再び集った校友の笑顔! 笑顔! 笑顔!
季節外れの台風がそれて、一転晴れ渡った6月4日(日)、品川プリンスホテルに場所を移し、「2023 同志社東京 初夏の集い」が4年ぶりに開催されました。久々の懐しい校友との再会に、会場各所で笑顔の輪が広がりました。
コロナ禍で過去3年、企画しては中止を繰り返した「初夏の集い」をようやく開催することができて感無量です。
当日は、400名を超える校友の皆様にご参加いただき、盛大に「2023 同志社東京 初夏の集い」が開催できましたことを大変ありがたく感じております。20年以上の伝統がある「同志社東京の集い」を復活させることができて、本当にホッとしています。
振り返れば一昨年8月から、「2022秋の集い」に向けた実行委員会は1978年卒を中心に、1988年卒のメンバーを加えてスタート。これまでとは異なったコロナ対応型の集いとするべく、会場も新たな品川プリンスホテルに変更して準備をすすめていましたが、コロナ感染拡大に直面して一度は開催を断念しました。
昨年8月「2022秋の集い」の中止を決定した直後から、さらに翌年の主担当である1979年卒のメンバーにも加わってもらい、異例の2年連続体制で実行委員会を再スタートさせました。
テーマも、コロナの様相が刻々と変化したり、まさかのウクライナ戦争が長期化の兆しを見せるなど、ますます混迷の度を増す世界で生き抜く「指針」となるのは「同志社精神」である、との信念から「再び集え‼ 混迷の『新時代』と同志社精神」を主題とし、副題として、「今こそ見つめたいPurposeのチカラ」といたしました。
当日は最初のプログラムとして大学の現状と将来構想について、植木朝子学長から「同志社大学ビジョン2025-ダイバーシティ・キャンパスの推進に向けて-」のテーマで講演いただきました。「ダイバーシティ」重視で大学経営に取り組まれているとのお話に大いに共感いたしました。
プログラムの中心、特別対談は、同志社出身の論客である小説家・真山仁さん、TVコメンテーターとしても高名なスローニュース㈱代表取締役の瀬尾傑さんがご登壇。司会も朝日新聞記者の藤えりかさんという豪華メンバーでした。
あえて事前の打ち合わせは一切なし。「どうする同志社!?」をテーマに自由に語っていただき、丁々発止の議論となりました。
如何だったでしょうか? 臨場感の高いプログラムになったのではないかと自負しています。
また、コロナの影響で急速に進展したWebでの対応も今年の「集い」の大きな課題と認識し、「Web版初夏の集い」もリアルと並行して開催いたしました。
当日の対談や講演などのプログラムをライブで配信するほか、公認サークル「同志社学生テレビ局」の皆さんに制作いただいた動画「今出川・京田辺の今」も配信。当日会場でも大型スクリーンで鑑賞いただきました。
いまどきの学生目線で切り取ったキャンパスや学生生活の様子を校友の皆様にも懐かしくご覧いただけたものと思います。
さらに、かつて1978年卒の同期メンバーが制作に携わった動画「新島襄 その心」の一部も配信いたしました。
一方、当日お配りしました「2023初夏の集い」ガイドブックにも、ひと工夫加えました。
まず、東京校友会機関誌「東京ジャーナル」の特別版とし、体裁を東京ジャーナルと同様にいたしました。
記事もこれまでと同様に、学校法人・大学の関係者、校友会本部・各支部他からいただいた祝辞や登録団体・サークルの活動報告はもちろん、同志社ビジョン2025を中心に同志社の未来と「同志社精神」について、当日の植木学長の講演を補完するものとしてまとめました。
また対談いただいたお三方からの寄稿文、さらに各界で著名なOB・OGの皆さんから、「先輩ビジネスマンから現役世代に向けたメッセージ~未来に向けて今、伝えておきたい言葉~」をいただき、掲載いたしました。
併せて同志社150年の歴史と未来を展望いただくツールとしてお使いいただけるよう「200年年表」も制作いたしましたので、ぜひご活用ください。
他にも、開会祈祷を京都からお越しの大学キリスト教文化センターの森田喜基准教授にお願いし、恒例の「大名刺交換会」を初めて会場内のスペースで懇親会の最中に実施しました。また学生支援の試みとして、交換留学生として早稲田大学で学んでいる学生5名にも当日の会場係をアルバイトとしてお手伝いいただくなど、新たな試みも積極的に取り入れました。
そして、「2023初夏の集い」の最後は、定番の應援團OBによる演舞とカレッジソングで締めていただきました。
何とか「初夏の集い」を無事終わることができて感じることは、「同志社東京の集い」も求められるものが変化していく中で、そのあり方をどのように適応させていけば良いのだろうという思いです。
当日もお願いいたしましたが、「2023初夏の集い」に対する忌憚のないご意見・ご要望をいただければ幸いです。
最後に、開催を支えていただいた企業・団体、実行委員会メンバー、そしてご参加いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。
文責/初夏の集い実行委員長 青木重之〔1978年(昭和53年)経済学部卒〕
写真/新田博伸 〔1977年(昭和52年)法学部卒〕