同志社東京校友会

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【ラグビー部OB観戦記】 ●同志社 12-74 ○東海 【大学選手権準決勝】


同志社vs東海大のゲームを秩父宮で観ました。結果から言うと完敗で、攻守ともに東海大に圧倒されました。

大学生同士の対戦で、秩父宮の応援は多分、同志社の方が多いし、接戦に持ち込めればチャンスはある・・・

そう考え、「ゲームの見どころ」も書きましたが、実力差があったことを素直に認めるべきかと思います。

又、秩父宮では「ゲームの見どころ、読ませてもらったよ。今日は期待してるからね」

と何人かの校友から声を掛けられましたが、心からお詫びしたいと思います。

 

同志社には明らかにキックオフから硬さが見られました。

続けて3トライ(3ゴール)を奪われましたが、ボールを目で追い、身体が動いていないように見えました。

しかし、0ー21となり、却ってそれで吹っ切れたのか、15分から反撃が始まりました。

敵陣22Mのマイボールラインアウトから同志社は左オープンに展開し、右フランカー野中がボールを持ち込んでラック、

良いタイミングでボールが出て、走り込んで来たFB崎口がパスを受け、

ディフェンスの間隙をぬってゴールまで走ってトライ、ゴールも成功し7ー21とします。

 

23分には東海大が右オープンに展開しますが、同志社の好タックルからCTBがノックオン、

そのボールを拾ったSO永冨から左WTB安田へとボールが渡りトライ、ゴールは成らず12ー21。

大きな歓声と拍手が湧き、メインスタンドでもバックスタンドでも多くの応援小旗が振られました。

東海大にとっては予期せぬ連続トライで、選手たちの顔から笑顔が消えましたので、この後、

もう一つ同志社がトライを奪うか、又は一進一退のこう着状態に持ち込めていれば、もう少し接戦になったのかなと思います。

 

しかし、地力に勝る東海大は着実に地域をゲインし、安定したモール、ラックでボールをキープし、

隙があれば迷いなく突いてトライを奪いました。

決して同志社がディフェンスを怠った訳ではなく、タックルに行ってもボールを殺すことができませんでした。

言い換えれば、タックルされてもボールを生かせるだけのフィットネスが東海大にはあったということです。

スクラム、ラック、モールという集団プレーのみならず、BK同士のコンタクトでもその差が明らかになったように思います。

 

同志社にも準備と対策は見られました。スクラムを極限まで低く固いバインディングで組もうとする姿勢や、

SH大越のところで上げるハイパントや果敢なオープン攻撃など、きちんと意思統一も行われていたように思います。

問題は、連続攻撃の拠点となるモール、ラックでターンオーバーされたり、

又は素早い球出しで連続攻撃をしても東海大のディフェンス網に穴を開けることができなかったことです。

この差も、突き詰めればフィットネスの差ということになるのかなと思います。

 

さて、明るい材料はないのでしょうか。4年生の多いチームではありましたが、

LO堀部は1年生、両FLの丸山と野中は3年生、左CTB永富と左WTB安田は2年生です。

彼らが秩父宮を経験し、又、東海大の強靭なフィットネスと重さを伴うスピードを体感したことは大きいと思います。

又、早稲田に快勝した後のゲームで、早慶明に代表されるオーソドックスなラグビー

(これはあくまでも私見ですが、格闘技の要素が加わった球技)と、

東海や帝京が推し進める新しいラグビー(ボールを巡る格闘技)の差を実感したのではないかと思います。

 

ボールを持つ選手が敵とコンタクトし、そこに両軍の選手が集まってくるとラックやモールが形成されますが、

同志社はその中で何度か東海大にボールを奪われました。これはあくまでも私の意見ですが、

同志社にとっては連続攻撃の拠点に過ぎないラックやモールも、東海大の選手にとってはボールを奪い返す格闘技の場で、

その意識の違いが出ていたように思うのです。

これが、東海や帝京が推し進めているラグビーを「ボールを巡る格闘技」と定義付けた理由です。

私が現役の頃は、「ラグビーには15のポジションがある。ラグビーは15の異なる能力を生かせるスポーツだ」と教えられました。

今ももちろん、その特徴はあるにせよ、あの大きなグランドで80分間、体重の制限を受けない選手同士が戦い続ける格闘技だと考えれば、

選手に求められる能力や条件は我々の現役時代とは異なるはずです。

同志社は今回の敗戦から何を学び、どう変わるのか、興味深く見守りたいと思います。

 

文 / 出石賢司〔1978年(昭和53年)経済学部卒、ラグビー部OB〕
写真/新田博伸〔1977年(昭和52年)法学部卒、カメラクラブOB〕

 

試合結果詳細 (ラグビー部)

 

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