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【ラグビー部通信】 立教との定期戦に勝利

第74回を迎えた立教大学とのラグビー定期戦が6月16日(日)、快晴の江戸川陸上競技場で行われ、同志社が66対43で勝ちました。

 

同志社らしい切れ味の良い攻撃がいくつかあった反面、イーブンボールへの働きかけが遅くてピンチを招いたり、

目で追うようなディフェンスで立教に何度か大きくゲインを許すなど、甘さも目立つゲームとなりました。

 

立教大学定期戦puffer.jpeg


【同志社らしいトライ】

同志社は前後半合わせて10トライを上げていますが、同志社らしいセンスと切れ味を感じさせたのは

前半32分のカウンターアタックからのトライと、後半13分のラインアウトからの攻撃で見せたライン参加によるトライでしょうか。

いずれもボールを持つプレーヤーとその回りにいる選手の阿吽の呼吸で、

選手たちが各々のコースを走りながらタイミング良くボールをつなぎ、トライを奪っています。

力攻めのゴリゴリ前に刻んでいく攻撃ではなく、走るコースやパスのタイミングで敵をかわし、

ゲインする攻撃は選手のセンスを感じさせ、如何にも同志社らしいと私は思います。

【課題も明らかに】

逆に課題だと思ったのはイーブンボールへの働きかけが遅いことで、飛び込めば攻撃の起点となる筈のものが、

立教にボールを奪われて何度か攻め込まれたり、又、立教の2次攻撃や3次攻撃に対するラインディフェンスでは、

敵をタッチラインに追い込む訳でもなく、かと言ってボールを殺す訳でもなく、結果として大きなゲインを許す場面が何度かありました。

バッキングアップしていた選手もいただけに残念に思えるディフェンスでした。

以上、得点こそ66対43ですが、後半だけ見れば26対22でトライ数も4つと同じで並んでいます。

同志社はAチームではなくBチームだと言い訳したい気持ちもありますが、

Aチームを強くするのは日々の練習で相対するBチームですから、Bチームの奮起を促したいと思いました。

【ゲーム後はオール同志社で祝勝会】

さて、同志社にとってはアウェイのゲームだったにも拘わらず、同志社フィフティーンに送られる声援や拍手は

明らかに立教よりも大きく、まるでホームグランドで戦っているようでした。

同じ体育会運動部からはラクロス女子のOGやサッカー部のOBが駆け付けてくれましたし、

ファンクラブや校友の方々は最後まで熱心に声援を送って下さっていました。

本当にありがとうございます。

ゲーム後は西葛西の居酒屋に有志が集まり、ラグビー部のOB、ファンクラブ、校友の皆さんというオール同志社で祝勝会を催しました。

総勢30名のささやかな会でしたが、食べて飲んで大いに語り合い、実に賑やかで笑いに満ちたひとときを過ごすことができました。

やっぱり、同志社で学んだ方は皆さん素敵ですね。

なかなか話が尽きず、名残惜しかったのですが、10月6日に慶應義塾との定期戦が慶應日吉グランドで予定されていますので、

その日の再会を約束し、お開きとしました。

 

ラグビー部は皆さんから愛され、何と幸せなんでしょう。

皆さん、本当にありがとうございました。


文責/同志社ラグビークラブ東京支部長 出石賢司 〔1978年(昭和53年)経済学部卒〕

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