同志社東京校友会

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年次会活動

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6月9日安中駅に到着の9名は、フィリアホール湯浅記念資料館を見学するために新島学園に直行。
玄関前の良心碑の前でさっそく記念撮影。

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市川校長先生直々に学内を案内していただき、毎朝礼拝をするという素晴らしいパイプオルガンの礼拝堂や資料館で学園の歴史や新島襄のゆかりの品を見せていただいた。驚いたのは、新島襄が上海で剃り落とした丁髷(ちょんまげ)の一部が保管されていることでした。
校長室で学園の紹介をしていただいた後記念撮影をして1時間足らずの短い時間でしたが、学園が新島襄のキリスト教主義による教育を創立以来実施されその成果が65年の歴史に刻まれているのを一同実感して後にしました。

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昼食を済ませボランティアガイドの星野さん、蔵並さんと合流し安中教会へ。教会では江守牧師が出迎えてくだ さり、大谷石で造られた教会内部のステンドグラスや新島襄、湯浅治郎、海老名弾正、柏木義円、J.D.デービスの肖像画の説明や建物の説明を聞き、設立 93年の重厚な雰囲気の会堂で記念撮影。

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ガイドの方の説明を聞きながら、旧碓氷郡役所、旧安中藩郡奉行役宅、武家長屋、湯浅家の経営する醤油屋有田屋を見学。
ちょうど会津若松と安中の共催による特産品フェアが開催されていて、醤油せんべいや、同志社マークの入った最襄級醤油をお土産に買いました。
近くの龍昌寺は新島襄が安中で初めて伝道をした場所とかで108の鐘を見て新島襄旧宅へ向いました。
あいにくの雨模様でしたが、道中もガイドの方の熱心な説明で楽しく見学できました。
旧宅では縁側に並んで記念撮影をして展示品の説明を受けました。
新島襄の生涯がパネルで詳しく展示されていて予定した時間もあっという間でした。

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名残惜しい中旧宅を出て原市の杉並木を見て磯部館に向かいました。
温泉で疲れをいやした後、宴会前の1時間をDVD鑑賞で八重物語や片桐会長の米国での新島襄の足跡を訪ねる旅の紹介、司馬遼太郎の記念講演CDを聞くなどした後、宴会開始となりました。
片桐会長のあいさつと乾杯で始まった宴会は会席料理とおいしいお酒、楽しい歓談のうちにお開きとなりました。

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 翌日は打って変わって晴れとなり、朝食後の散策は近くの公園で日本初の温泉マークの碑や訪れた歌人の歌碑を見ながら、温泉せんべいを試食したりして散策を楽しみました。
旅館前で記念撮影の後横川方面に向かいました。

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五料茶屋本陣では大名の休憩所となった本陣で名主宅の内部を見学し明治天皇の休憩された部屋などを見ました。
その後碓氷峠方面に向かい熊ノ平駅跡を見てめがね橋の上で記念撮影。

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アプト式鉄道の軌道跡遊歩道をウォーキングして碓氷湖で休憩後横川に向い昼食後、碓氷関所跡見学。
横川鉄道文化むらでトロッコ列車に乗ってレンガ造りの丸山変電所を往復し、アプト式電気機関車の大きな歯車とレールを見学。楽しかった2日間の旅も横川駅を出て高崎駅で解散となりました。
今回安中を訪れて地元の方々の新島襄や同志社に対する熱い思いを感じ明治の人々の新しいものに対する情熱と行動力に驚かされました。
また安中教会の牧師さんや新島学園の先生方が今もその精神を引き継ぎ熱心に活動されている姿に感激した次第です。
八重の桜のドラマを機会に安中市と会津若松市がこれから注目されることと思いますが、次回はぜひ八重の足跡を訪ねる旅で会津に行ってみたいと思い
ました。(文責:42会藤原敏志)

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