同志社東京校友会

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サークル活動

同志社東京 歩こう会


日  時:2014年5月22日(木)10時~
集合場所:東京メトロ(銀座・千代田・半蔵門線)表参道B4出口 みずほ銀行前
天  候:晴れ
参加人数:32名
案 内 人:長久保文雄(35商)
歩行距離:6.6 km

≪コース≫
PaLaCioタワー ⇒ キャットストリート ⇒
隠田神社 ⇒ 国連大学本部 ⇒ 青山学院大学
(昼食)⇒ 岡本太郎記念館 ⇒ 永平寺別院・
長谷寺 ⇒ 在日米陸軍地区 ⇒ 政策研究大学
院大学 ⇒ 国立新美術館(解散)

今日は性格の異なる3大学(国連大学本部・青山学院大学・政策研究大学院大学)を中心に神宮、青山・六本木を散策するコースです。

10時集合の表参道は静かで緑豊かな新鮮な顔を見せてくれます。

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緑のアーケード

終戦間近の昭和20年5月 多数の死者を出した山手地区空襲の記念碑前で黙祷のあと、PaLaCiOタワー広場で体操・点呼を行い散策スタートです。

明治通りと並行する旧渋谷川に沿ったキャットストリートでは、ここ10数年で住宅地区から急激に商業地区への転換が進み、その変貌ぶりから今後ますます大人の竹下通り化にはずみがつくものと思われる。

途中、穏田神社に立ち寄る。
江戸後期の浮世絵師、葛飾北斎の代表作「富嶽三十六景」の中に、この地は“穏田の水車”として富士山を背景に渋谷川とともに見事に画かれている。まさしく隠れた名所である。

ここから10分程度歩くと国連大学本部に至る。1969年当時のウ・タント国連事務総長の提案したことに始まった地球規模の課題解決のための人材育成の大学であり、いまや 世界トップ10のシンクタンクに数えられている。

国連大学本部と向かい合う「青山学院大学」では創立時のチャペル見学と学食を利用させていただいた。キャンパスは深い緑につつまれ美しい。

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青山学院大学の緑を背景に

次に改修なったばかりの岡本太郎記念館に立ち寄り、

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岡本太郎記念館

永平寺別院へ、30人近い修業僧をかかえる長谷寺(ちようこくじ)を訪ね日本最大級と云われる10m近い木像11面観音像を見学した。その大きさに感嘆の声がもれる。

青山・六本木地区に在日米陸軍地区があることは意外と知られていない、ここは星条旗の新聞社と米軍の宿泊施設があり、毎日のように軍用ヘリが行きかう。

この地区に隣接するのが、政策研究大学院大学で中央省庁、地方自治体、政府関係機関の政策プロフエッショナルの養成を引受ける大学院で、国立新美術館と同じ丘陵にあり学ぶ環境は抜群である。

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政策研究大学院大学の遠景

この丘陵は旧陸軍第一師団第三連隊の跡地であるが、今は平和にかかわる教育と芸術に利用されていることは眞に喜ばしい。

国立新美術館は、黒川記章の最後半の設計になるもので、自然の光と空気を取り入れた心安まる美術館であり特別展の折りには大いににぎわう。

ほぼ予定通り2時過ぎにゴールインしたが、途中猛烈な春のスコールにみまわれた。幸い先導集団が十分なスペースをもった雨宿り空間を確保し、雨があがるまでの20分ほどの時間を自由なおしゃべりで楽しんだのも今となっては懐かしい。

文責 長久保文雄
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