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第151回 東京大学キャンパスツアー

 

日  時:2016年2月27日(土)10時

集合場所:東大赤門

天  候:晴れ

参加者数:42名

案 内 人:リーダー 野原義夫(46工)、

サポーター:宇野多恵子(53商)、半田久(32文)、駒田隆之(43工)

歩行距離:7 km

 

≪コース≫

東大赤門 ⇒ トッパン印刷博物館 ⇒ 東大食堂・昼食 ⇒ 東大赤門 ⇒ 

本郷キャンパス・見学 ⇒ 東大広報センター(解散)

 

 

東京大学本郷キャンパスツアーは現役東大生ガイドの案内時間帯が午前から午後へ変更となったため、

午前はトッパン印刷博物館を見学します。

 

青空の下、午前10時に東大赤門に39名の会員が揃い、前日二日間の前期2次入学試験が終了した

静かなキャンパス前で外村会長挨拶、本日のスケジュール説明を行い

2km西側のトッパン小石川ビルに向かいます。

 

2月の寒い時期なので暖かい陽の当たる歩道を選び坂道を避けて本郷三丁目、文京区役所、

東京ドーム、後楽園を経由し、神田川と首都高速道路に面する位置で青空に映える

21階建てのブルーの高層ビルがトッパン小石川ビルです。

 

大学旗を見た青年が「卒業生です!」と声を掛けビルに入って行き、挨拶をきちんとできる青年は

頼もしいのであると感じられ、このビルに併設しているトッパン印刷博物館の地下に向かいます。

 

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11時にトッパン印刷博物館の受付で予約していた団体見学来場を告げ、

参加者が当初の25人から39人に増えたことにも快く対応いただき感謝です。

 

男性案内者は壁面に飾られた古代から現代までの印刷歴史展示物を懇切丁寧に説明され、

奥の広い印刷展示室では各自自由見学、カレンダー色刷り実演も人気でした。

 

11時35分のVRシアターは「マチュピチュ遺跡」は今日のハイライトです。

ワイドシネマスクリーン一杯に放映される南米ペルー古代遺跡マチュピチュは空撮や遺跡の

三次元データーを駆使したコンピュータグラフィックス融合映像の最高傑作でありました。

1時間の短時間でしたが楽しめたトッパン印刷博物館を12時に出ました。

 

東大赤門への戻りは安藤坂経由と都バス利用者の2班に分かれ、

12時50分に東大赤門に集合し点呼確認。

昼食は安田講堂前の地下にある土・日曜もオープンの中央食堂の学食とし、

定食やラーメンなど5百円以内とリーズナブルな価格で美味しかった。

 

14時に東大赤門に集合すると、団体予約していた現役東大生ガイド男女2名が登場、

自己紹介では男子は法学部、女子は教育学部でした。ここで集合写真撮影。

 

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赤門を通った所で女子学生ガイドに男性参加者、男子学生ガイドに女性参加者が付き

本郷キャンパスガイドは赤門から時計回り順路で女子ガイドを先頭に始まりました。

 

赤門は旧加賀藩前田家上屋敷の御守門で徳川家の溶姫が前田家に嫁いだ1827年の建造物、

並びの福武ホールは安藤忠雄の設計、正門は鉄素材を軽量金属製、

法文2号館入口は内田ゴシックなど詳しい説明が続きます。

 

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安田講堂は修復が進み、現在は学位授与式、卒業式が開催されている。

裏手に回り小柴ホールではノーベル物理学賞のレプリカ・メダルを見る。

昨年のノーベル物理学賞梶田隆章先生は柏キャンパス勤務だそうです。

 

会津藩出身の元総長山川健次郎の銅像、安田講堂横の生協ストアーでしばし休憩。

三四郎池、体育館の見学では年間使用料9千円と格安なり、

女子ガイドさんは体育会系で活躍されているそうです。

 

グラウンド、山上会館、武道館を経て医学を教えたベルツ像とスクリバ像、

医学部付属病院の外来患者数は1日3千人と多し、薬学部の瀟洒な研究棟の次は

丹下健三設計の本部棟でした。

 

広報センター2階で案内書の説明があり、男子ガイドさんグループと合流。

 

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広い本郷キャンパスには工学部、農学部、地震研究所などもあり

別の機会を設けて見学したいと思います。

 

参加者の高評価を得たのは次の2点でありました。
(1) 午前の部ではVRシアター「マチュピチュ遺跡」
(2) 午後の部では現役東大生ガイドの初々しくレベルの高い質問対応

 

16時に外村会長挨拶と宇野さんから次回3月24日行事説明後の16時に解散した。

 

(野原義夫 記)

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