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第155回 飛鳥山公園~音無し川緑道~名主の滝を巡る

 

日  時: 2016年6月8日(水)10時

集合場所: JR京浜東北線 王子駅中央口

天  候: 曇時々晴れ

参加者数: 28名

案 内 人 : リーダー  佐藤 博(36経)

      サポーター 稗田(34商)、宇野(53商)、吉川(43工)

歩行距離: 約4.5km

 

≪コース≫

王子駅⇒飛鳥山公園(点呼/体操)⇒ 王子神社 ⇒ 正受院(赤ちゃん寺)     

⇒ 音無し川(石神井川)緑道 ⇒ 中央公園文化センター(旧米軍野戦病院)    

⇒ 中央公園内にて昼食 ⇒ 中央図書館 ⇒ 名主の滝 ⇒ 王子稲荷 ⇒ 北とぴあ展望台  

 

2,3日前に関東地方も梅雨入りしたとのことで心配されたが、幸いにも傘の要らない天気に恵まれ、

爽やかな風の下季節の紫陽花が咲く中の散策を楽しみました。

 

午前10時王子駅中央口に集合後、簡易モノレール・アスカルゴで飛鳥山公園へ移動し点呼の後、

外村会長の挨拶、佐藤リーダーの行程説明、松田さんのリードで準備体操を行い

工程のスタートを切りました。

 

飛鳥山公園は1737年に、徳川吉宗の命によって千本の桜が植えられた観光スポットで、

公園内に設置されているSL・D51や飛鳥山博物館・紙の博物館を楽しみました。

その後、この一帯の「王子」という地名の由来である王子神社で集合写真を撮り、

次の正受院へと向かいました。

 

160608王子神社集合写真.JPG

 

正受院は赤ちゃんを供養する納骨堂があるため「赤ちゃん寺」とも呼ばれ、

おもちゃやお菓子のお供え物は何か切ない思いを誘われます。

また唐風の鐘楼門は珍しい風景です。

 

160608赤ちゃん寺鐘楼門.JPG

 

音無川は小平市の東部を源とし、隅田川に注ぐ石神井川の北区内での別名で、

河畔には春の桜、秋の紅葉が楽しめる緑道が整備されています。

爽やかな川風の中、都会とは思えない静かな散歩を満喫出来ました。

時間の関係で、当初予定していた谷津大観音は割愛しました。

 

中央公園内の文化センターは旧陸軍兵器工場の本部で、

戦後米軍が接収し野戦病院として使用していました。

昭和46年に変換されましたが、白亜の建物は何となく歴史が感じられます。

中央公園内で三々五々各自持参の昼食を喫しました。

付近一帯は旧陸軍の施設が集中していた場所で、現在も残っている

陸上自衛隊の広大な十条駐屯地の脇を通り、やはり旧陸軍の

赤レンガ倉庫を改装した中央図書館の建物を眺めながら歩きました。

160608中央図書館.JPG

 

 町中の閑静な下り坂の先にある名主の滝公園は、幕末に王子の名主である畑野家が、

屋敷内に滝を引いたのが始まりで、園内は男滝・女滝・独鈷の滝・湧玉の滝を含む

回遊式の庭園となっており、23区内では自然を楽しめる数少ない場所です。

現在の水源はポンプで汲み上げた地下水のため、残念ながら男滝以外は止まっています。

 

160608名主の滝入口.JPG

 

160608名主の滝・男滝.JPG

 

名主の滝の程近くにある王子稲荷は、平安時代に建立された関東稲荷総社で、

落語の「王子の狐」の舞台としても有名です。

そんな事もあり、境内奥の高台にある「狐穴の跡」は今にも狐が這い出てきそうな雰囲気でした。

 

160608王子稲荷社.JPG

 

本日の工程の最後として、北区の施設である北とぴあ17階の展望ロビーから、

東京都内や関東平野の眺望を楽しみ解散としました。

(吉川記)

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