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第176回 カタルパの花

 

日時   :2018年5月24日(木)午前10時

集合場所 :JR京浜東北線 大森駅 中央改札口

天候   :曇一時小雨

参加人数 :32名

案内人  :宇野多恵子(S53商)

サポーター:郷農恭子(S38文) 大道一子(S38女子大) 河内和世(S42女子大)

距離   :約5㎞

 

《コース》JR京浜東北線大森駅→文士村レリーフ・天祖神社→尾崎士郎記念館

→山王草堂記念館(カタルパ)→史跡大森貝墟碑→大森駅前(昼食)

→大森貝塚遺跡庭園→品川歴史館→京急線立会川駅・坂本龍馬像・浜川砲台跡(解散)

 

前日の雨も上がり、午前10時には大森駅改札前に32名の元気なメンバーが揃いました。

駅前の階段を上がると、大正時代尾崎士郎・宇野千代夫妻を中心に多くの文士が居を構えた、

馬込文士村の様子をうかがえるレリーフがあります。

その先の天祖神社の境内で、点呼、会長挨拶、準備体操をしました。

 

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尾崎士郎記念館は、邸宅のあった場所に、書斎等その一部が再現されており、

若い頃に読んだ「人生劇場」の青成瓢吉や飛車角の記憶が思い起こされました。

 

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山王草堂記念館は、徳富蘇峰の旧居の一部を保存し、

庭には新島襄がアメリカから持ち帰って贈ったという、カタルパがあります。

毎年5月に白い花を咲かせますが、今年の天候不順の影響で、

残念ながら花は既に終わっていました。

 

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大森貝墟碑は、太田区のJRの線路沿いにあり、電車からもよく見えて、

教科書にも載っていたので、そちらが馴染み深いように思いますが、

実際にはすぐ近くの品川区にも碑があり、こちらは大森貝塚という文字が刻まれています。

品川区側は公園として整備され、貝殻の堆積の様子を体験学習できます。

 

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次にそのすぐ先の品川歴史館に立ち寄ると、大森貝塚の碑が二つある理由が分かります。

当時の発掘調査報告書に正確な場所や地図の記載がなかったことなどの要因が挙げられますが、

その後モースが発掘に際して地主と交わした文書から、モースが発見・発掘した大森貝塚は

品川区側にあったことが裏付けられたそうです。

 

品川歴史館を見学中に雨が降り始め、残りの行程は希望者のみとして、一旦解散としました。

 

幸いにも、その後雨に降られること無く、立会川駅まで歩きました。

駅前に設置された坂本龍馬像は、高知の桂浜のレプリカです。

浜川砲台跡は、土佐藩が沿岸警備に当たったことを示しています。

 

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                                  (宇野 多恵子 記)

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