山岳写真同人四季写真展
「わが心に映る山」に寄せて
3月6日(木)「40会」会員で写真家・中川淳さん出展の写真展に出向きました。交通至便で高層ビルが立ち並ぶ西新宿にあるホテル「ヒルトン東京」の地下1階にあるヒルトピア アートスクエアです。
当日午後は40会Dayとして企画されており、
10名弱の会員が顔を見せました。
(都合により個別に鑑賞された会員もチラホラとのことです。)
山岳写真同人四季とは山を愛でる写真家の集まりであり日本の山岳写真の質的向上をめざし50年近く活動を続けています。今回の展示内容は80数点に及び四季折々の取材を通して自然の素晴らしさは勿論、同時に自然環境の大切さも語りかけてくれます
季節がら、紅葉に映える山、厳しい冬の山などの作品が多くみられました。またカラー写真だけでなくモノクロ写真も展示されて迫力のある写真展でした
作品の前で暫し中川さんを囲んで写真談義。数多くの作品の中から、中川淳さん出展の谷川岳「錦秋の一ノ倉沢」が、同人四季オリジナルカレンダー10月コーナーの全面に彩りを添えていたことを知った時、少なからずの驚きと共に「40会」仲間として鼻高々ではありました。
谷川岳の一ノ倉沢への思い入れには敬服します。厳選された作品への改まってのコメントは蛇足になること言うまでもないでしょう…。
さて、今回の交流会は、いつもとは異なり早めの時間で、新宿駅近くのカフェ89です。食事もアルコールもいつでも自由に楽しむことのできる大人のサロン風のカフェバーが会場です。
素晴らしい芸術作品に触れた余韻でしょうか又場所柄からか、何時になくアカデミックな話題が中心となり、こ れからの校友会への提言や小説家デビューへの夢、さらに旅の話では珍しい海外旅行から今年が記念年の節目になるお遍路巡りに至るまで見聞を広めつつ、居酒 屋とは一味違う雰囲気の中で楽しく過ごしました。
時間的に余裕があったのでしょうか、中川さんの粋な計らいもありアフターファイブは延長戦で大人の時間を過ごすこともできました。皆様との有意義な語らいのひと時ありがとうございました。
(T・O)
写真家として実績を積み重ねてきた中川淳さんのこと、午年がさらなる飛躍の年でありますよう期待してやみません。
文責・写真 小川 彪