サークル活動
第198回 代々木近辺を歩く
第198回 代々木近辺を歩く
日 時: 2022年7月20日(水)
集 合: 京王電鉄「笹塚駅」改札
天 候: 曇り時々晴れ
参加人数:17名
案内人: 吉川 進(S43 工)
サポーター:伊藤(S40経)、高橋(S43工)、宇野(S53商)
距離:約6km
(コース) 笹塚駅 → 玉川上水旧水路 → 東京消防庁消防技術安全所(通過) →
玉川上水緑道→東京ジャーミー → 古賀政男音楽博物館(通過) → 代々木八幡(解散)
新型コロナの第7波で感染者が急拡大するなか、「with corona」の
スタンスでの開催に、17名の元気なメンバーが集まり、散策を楽しみましたが、
天気予報の午後・高温と昼食時の密を避けるため、午前中のみでの活動としました。
玉川上水旧水路
笹塚駅前でミーティング後すぐ近くに移動して、23区内にはほとんど残っていない
玉川上水の開渠部を見ました。
同上水は370年前の江戸時代4代将軍の時に、人口が急増する江戸の飲料水を確保するため、
多摩川の水を江戸に流すために開削されました。
今の様な建設機械や測量機も無いなか、8ヶ月で43kmの水路を完成させたという
驚きの工事で、ここの遺跡でその工事の一端に触れました。
玉川上水緑道
約700m移動して玉川上水の暗渠部の上に整備された緑道の木陰で、玉川上水の
歴史の概略を説明。
短期間で完成出来たのは、幕府直轄の事業ではなく、玉川兄弟が民間プロジェクトとして
工事を進めたことによるもので、効率の悪い官庁仕事が公共工事の工期遅延と、
予算増大につながる現状が国力を損なっている事を慮った。
東京ジャーミー
1938年に開設され、2000年に立て替えられた、国内最大のイスラム教の
礼拝堂(モスク)で、たおやかなドームと高い尖塔の外観と、流麗に書かれたアラビア文字、
青を基調とした色鮮やかなステンドグラス等に触れ、異国情緒を満喫しました。
代々木八幡神社
イスラムの神様の後は日本の神様への参拝を行ったが、やはり古来の神社の方が落ち着きます。
縄文時代は近くまで海が広がっていて、丁度岬の位置にあたる神社の入口に縄文人が住まいを
作っていた住居跡を見た後本殿で参拝しました。
ご本尊は応神天皇(八幡さま)で、国家鎮護・厄除開運の神様として1212年に
創建されました。
境内には「出世稲荷」の神社もありましたが、もう必要がないと見えて
どなたも参拝はしませんでした。
半日での行程で、物足らない感は残りましたが、先月に引き続き例会を開催出来、
元気な仲間と貴重な時間を共有出来たことは有意義でした。
前回の2名(成田さん、冨山さん)に引き続き、今回も52年卒の楠田さんが新加入してくれ、
徐々に若返りが図れる期待が膨らみました。
(吉川 記)